公開日:2026年04月01日

「こんなことまでやってくれるんだ」 ソリューション導入の常識を変えた、業務整理から伴走するAI活用のカタチ

効果:
・AI-OCRの精度検証と業務整理を並行で実施し、実現可否判断と業務プロセス全体を可視化
・各取引先の請求書が高精度で読み取れる事を立証
・営業1人あたり毎月平均8時間掛かっているリベート請求処理業務が約半分となることを立証


―担当者氏名
営業戦略部 営業基盤進化グループ グループ長 北澤様
営業戦略部 営業基盤進化グループ 平野様
DX推進部 IT企画グループ 築藤様


営業のリベート請求処理業務をゼロに。大きな目標から始まった、業務変革への第一歩 

—まずは、御社の事業内容と皆様の担当業務を教えてください。

北澤様: 弊社は嗜好飲料を販売しております。「ココロ」と「カラダ」の健康に貢献する、「ふぅ。」という気持ちを届けようという想いで事業を展開しています。

平野様:私が所属する営業戦略部 営業基盤進化グループは、全国の営業の基盤となるシステムやマスタの管理など、営業業務が円滑に進むための支援を行っています。その中で、今回プロジェクトの対象となっているリベート請求業務の費用処理システムや一部受注の窓口、販売価格の登録や確認なども担当しています。


築藤様: 私はDX推進部 IT企画グループに所属しており、全社的なシステムの運用管理や新しいDXの取り組みを推進しています。営業部門の担当として、平野のグループと一緒に営業システムの開発などを行っています。

—AI-OCRの導入を検討された背景と目的を教えてください。

平野様: 最終ゴールは、営業担当者が行っている割り戻しの業務(リベート請求処理業務)を完全にゼロにすることです。リベート請求書の処理は、営業担当者一人あたり平均して毎月約8時間、多い人では月に2〜3日を費やしています。最終的には、この業務を営業からセンターに集約することがゴールです。センター集約を達成するには、現行の業務フローの見直しだけでなく、現状の基幹システム改修を含めいくつかのステップを経る必要があります。そのため、まずは最も効果を出しやすい入力作業の省力化を検討するところから動き始めました。その手段として検討したのがAI-OCRです。

精度検証だけでなく、業務整理コンサルも。

 —多くのソリューションがある中で、リチェルカを選んだ決め手は何でしたか?

築藤様: 実は、他社のAI-OCRもいくつか検討して試しましたが、どこも初回の打ち合わせで「明細は読み取れない」と言われてしまったり、帳票の縦線がうまく読み取れなかったりで、導入が難しい状況でした。そのような中、展示会をきっかけにリチェルカさんからご連絡をいただきました。
実際にお話しを伺うと、他社では難しかった明細の読み取りができることがわかり、本格的に検討を再開したことを覚えています。
また、AI-OCRの精度検証だけでなく「業務コンサルもやります」とご提案いただいたときは、「こんなことまでやってくれるんだ」と素直に驚きました。期待していた以上のプラスアルファが返ってくる、それが大きな決め手です。

—スタートアップとのプロジェクトは初めてだったとお聞きしましたが、不安はありませんでしたか?

平野様: これまでは既存のシステム会社様とのお付き合いが中心だったため、スタートアップと直接プロジェクトを組むのは初めての経験でした。最初は不安もありましたが、フットワークの軽さと対応の速さは本当に心強かったです。これまで自社内で処理をしてきたので先入観もありましたが、第三者の視点から「こういうアプローチがあるのではないか」という客観的なアドバイスをいただけたことも非常にありがたかったです。
北澤様:初めてオフィスに来ていただいた時のことを鮮明に覚えています。お話をお伺いしている中で、仕事への情熱があって、なおかつ私生活も楽しまれていて、パワーのある方々だなと思いました。特に代表の梅田さんの熱量に圧倒されたことを覚えています。皆さんでリチェルカシャツを着ていたことも印象的でしたね。そういう意味で、不安はなかった気がします。

業界用語が「共通言語」になるまで。深い業務理解が生んだ信頼

—今回、AI-OCR検証だけでなく業務整理も一緒にされていたと思いますが、障壁はありましたか?

築藤様: 今まで私たちの業務を外部の方に伝える機会がなかったため、最初は理解をいただくための言語化に難しさを感じました。特に、社内システム名やシステムの中で扱っている項目名は私たち独自のもので、用語も最初は伝わりにくい部分がありましたね。
しかし、リチェルカさんが深く業務をキャッチアップしてくださり、補足なしの「共通言語」として話せるようになったので非常にやりやすかったです。社内では「長年一緒にプロジェクトをやってきているような安定感がある」と評価されるほど、スムーズにプロジェクトを進めることができました。
平野様:他社様での経験や技術の知見を持って、ざっくばらんに壁打ちをしてくださるだけでなく、客観的な視点で気づきをいただけたのは非常にありがたかったです。


「できるんだ」という発見とともに。業務変革の次のフェーズへ 

—AI-OCR「RECERQA Scan」の読み取り精度やツールへの評価はいかがですか?

平野様: 正直、最初は「どの程度の精度が出るのだろう」という不安がありました。私は前職でもAI-OCRの導入を担当していましたし、この会社でも別のツールを検討していたので、そのイメージから不安はありました。実際に検証を進めてみると、当時から格段に進化しており、想定よりもずっと正確に読み取れていて、いい意味で驚いています。これまでは「まだ時代的に無理なのかな」と諦めムードもありましたが、「できるんだ」という発見があり、光が見えた気がしました。

検証を経て、本格導入に移行していくなかで課題はありますか?

平野様:読み取りの精度は97~98%と十分に高い結果が出ていますが、マスタ変換をするところで一部課題が残っています。請求書はフォーマットがバラバラなだけでなく、表記もバラバラです。例えば、同じ商品であっても、取引先によっては略称で書かれていたり、全角半角の表記が揃っていなかったりしています。それらを基幹システムで処理するために、特定のコードに変換をする部分の検証は苦戦しました。検証時にはリチェルカさんが工夫を重ねてくださり、変換精度を上げることができましたが、ルールが見出しにくい変換においてはRECERQAに組み込まれたフィードバックループを活用することで解決しようとしています。
使えば使うほど、正確な変換ができる仕組みにしていこうと、リチェルカさんと計画をしているところです。

—今後の展望や、リチェルカに期待することを教えてください。

平野様: 今後の課題は、センター化の実現と運用の定着です。まずは請求書の入力工数を半分にすることを中間目標とし、最終的には営業のリベート請求処理業務の完全ゼロを目指しています。運用定着に向けた教育やレクチャーのサポートも引き続きリチェルカさんに期待しています。
築藤様: 業務の自動化がうまくいったら、商品カタログやチラシから商品名と金額を抽出してデータ化するなど、他の業務でもRECERQAを活用していきたいと考えています。他社事例などの知見もいただきながら、これからも一緒に業務変革を進めていきたいです。





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