「昭和のような手入力」から脱却。月40時間の工数削減と、心の余裕を生んだAI- OCR活用術
効果:
・月間約40時間の工数削減
・月次決算業務を約1週間前倒しして早期に完了
・本来の役割である「営業サポート」への注力
―担当者氏名
営業本部 東日本第一支社 業務グループ長 赤坂様
営業本部 東日本第一支社 業務グループ 大野様
営業本部 東日本第一支社 業務グループ 中澤様
ー事業内容と担当業務を教えてください。
赤坂様:ヤマモリ株式会社は1889年に創業した伝統と革新を融合する総合食品メーカーです。現在は釜めしの素やタイカレーなどのレトルト食品、しょうゆ、つゆ・たれといった液体調味料、そしてGABA配合の機能性表示飲用酢をはじめとするお酢飲料など、多岐にわたる商品を展開しています。
業務グループは営業担当者の後方支援をしています。具体的には、問屋や取引先から届くリベート請求書処理や、受注処理、サンプルの出荷や試食の調理などを行っています。大野さんと中澤さんは基幹システムへの膨大な明細データを正確に入力する業務が中心となっています。
—AI-OCRの活用を検討し始めた背景を教えてください。
赤坂様:4、5年前からFAX受注のOCR化を検討していましたが、当時は手書きのものや枠がずれたものを読み取る精度が低く、コストが高いので断念しました。しかし、現在の部署に異動して驚いたのが、メンバーが膨大な未収請求書のデータ入力に何時間も費やしている姿でした 。解決策を模索していたところ、社内で部門横断型事業改革プロジェクトのひとつとして「AI・データ活用ワーキンググループ」が発足。展示会でリチェルカさんと出会い、「精度が高い」という評判を聞いたことが転機となりました。同業他社もRECERQA Scanを使用していることも伺い、帳票データ入力の自動化はもちろんのこと、併せて商品名とコードの変換など食品メーカー特有の悩みも解決できるのではないかと考え、再挑戦を決意しました。

「今は昭和か?」と疑うほどのアナログな入力業務
ー入力担当者としてこの業務の効率性についてどう思っていましたか?
大野様:私のメイン業務は、問屋から届く月間約140社分の請求書データを、紙や別画面を見ながら基幹システムへ1行ずつ手入力することでした 。1日8時間を費やすこともあり、配属当初は「今時こんな昭和な仕事をしているのか」と衝撃を受けました 。営業サポートというより「入力専門の人」になってしまっている状況でした 。


ー多くのツールがあるなかでリチェルカを選んだ決定的なポイントはなんですか?
赤坂様:精度の高さと導入までの早さです。他にも数社と比較検討をしていたのですが、RECERQA Scanは手書きの「〃(同上)」も読み取ることができて精度の高さを感じました。また、当初は今年度末までに導入してその来期から運用していく予定であったのに、9月中に導入したいとタイトな要望をしたことに対し、スピーディーに対応してくれたことも決め手です。
ーRECERQA Scanをどのように活用していますか?
赤坂様:問屋から届く140社ほどの未収請求書のデータのデジタル化と商品コードへの自動変換で活用しています。以前は、得意先コードや商品コードなど帳票に記載されていないことを手入力していたり、卸先の商品コードと自社の商品コードが異なっているのでマスタの変換を担当者が行ったりしていたのですが、担当者の記憶頼りなところや表記の揺れがありました。それをリチェルカさんのAIマッチ(辞書変換機能)を使い、取引先の商品名を自社の「商品コード」へ自動変換しています。
プロンプト作成を支援する「キラキラマーク」が強い味方に

ー導入初日のことを教えてください。
中澤様:最初は商品コードを変換するためのプロンプト(指示出し)の記入方法に悩みましたが、「キラキラマーク(AIによるプロンプト自動生成)」が助けてくれました。企業ごとに請求書の形式が違うので一個一個プロンプト登録をしなければいけないのかなと思っていたのですが、揺らぎがあってもAIマッチでどのような企業でも対応できることがわかってより活用できるようになりました。
それから、導入支援いただいたリチェルカの武田さんの対応も非常に早く、わからないことをわからないままにしない状況を作ってくださったので安心できました。

大野様:導入初日、私が別の業務をしている間に中澤さんがすでに使いこなしていて驚きました。「どうやってこんなに長文のプロンプトを作成したの?」と聞いたら、「キラキラマークで文言調整できます!」と教えてくれて、実際にやってみると本当にスムーズに指示出しができました。

入力時間が半減。生まれた余裕で「チームの連携」が加速
ー実際に活用してみた感想を教えてください
中澤様:通常は25〜26日の月末ギリギリまでかかっていた入力業務が、今月は18日に終わり1週間前倒しで完了しました。心の余裕が生まれたことで「周りの方の業務を手助けしよう」と思えるようになったことが最大の収穫です。
赤坂様:プロンプト作成に慣れてきれいに取れるようになったら、ほとんど間違えずに読み取りができるようになりましたし、手入力にかかっていた時間の約半分(月40時間程度)を削減できました。

入力作業ゼロを目指し、DXを全社へ
ー今後リチェルカに期待することはありますか?
赤坂様:今後は会計システムの納品伝票の読み込みや、かつて断念したFAX注文書の自動データ化への再挑戦、入出荷領域のデータ化など、リチェルカさんと実現したいことはまだまだたくさんあります。
直近で基幹システム側の改修が完了すればCSVの自動取り込みが実現できるので、一層の効果削減が見込めると考えています。ゆくゆくは手作業を一切なくす「完全自動化」が目標です。これを実現するために、リチェルカさんとはこれからも深く連携し、取り組みを加速させていきたいです。
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